敷地: | 埼玉県所沢市 |
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用途: | 専用住宅 |
設計: | 吉田 明弘 ⁄ STUDIO AK |
施工: | 斉藤木材 |
竣工: | 2015.01 |
まだのどかな景色も残る地域の住宅密集地の中にプロジェクトの敷地はあります。
現在お住いのお宅が古くなったため、新築することになったのですが、現状のお住まいでの不都合な点をリスト化して頂いてそれを整理する作業から入りました。
リビングから子供部屋へアクセスするようにしたいとのご希望だったので、隣接して配置し、プライバシーに配慮しつつ、光がリビング/子供部屋を透過するようにし、お互いの部屋が光を最大限採り入れられるように計画しました。
リビングの南側のコーナーにはバルコニーを設け、ここからも光を充分取り込めるようにし、テーブルや椅子を置いてちょっとしたくつろげるスペースとなるようにしました。
階段室は開口部を設け、出来るだけ光を取り込み、リビングと階段室の間仕切りをガラスにすることにより、階段室の光をリビングに取り込むことが出来るようにしてあります。
家事室には大きな開口を設け、天気の良い日は窓を全開にすることにより半屋外となり、洗濯物を干すことが出来るようになっています。
換気については建物全体で空気が移動するように、オープン階段により1階からペントハウスまで風が通り抜けるようになっています。
プライバシーの確保の観点からこのプロジェクトでは、1階に主寝室・洗面・浴室などの空間、2階にリビングを計画しています。屋上はルーフバルコニーとして利用します。
このプロジェクトでは、当初のご希望だったプライバシーを確保しつつも光溢れる空間を実現しています。